千葉県獣医学会2016年3月7日
3月6日(日)千葉県獣医学会が開催されました。副院長も慢性気管支炎に関係する発表をいたしまして学会長賞をいただきました。毎日の地道な診療が評価されたものと考えています。次は関東地区学会で発表予定です。アレルゲン免疫療法は海外のヒト医療では広く利用されています。国内では副反応のため薬物療法を重視されていましたが近年再度脚光を浴びています。今回使用したアレルゲンは動物専用で接種してもIgEの上昇を抑えるメカニズムがあります(特許)。獣医学も年々進歩しており勉強しないと遅れをとることになります。勉強の毎日です。
犬と猫のヘリコバクター感染症2016年2月29日
ヒトではヘリコバクター・ピロリ感染症が問題になっています。胃癌、血小板減少症等のの原因菌です。犬と猫でもヘリコバクターによる胃炎、血小板減少症が存在します。当院でも多数のヘリコバクター感染症の犬猫症例に除菌プログラムを実施しています。
内科学アカデミー参加2016年2月25日
院長は横浜で開催された獣医内科学アカデミーに於いてアドバイザーを2つ行いました。
当院の藤野泰人先生は講演1つとアドバイザーを2つ行いました。
副院長は千葉県獣医学会で発表予定2016年2月25日
副院長は千葉県獣医学会に出題します。犬のアレルギー性気管支炎でコナヒョウヒダニアレルゲン陽性症例にアレルゲン特異的免疫療法を実施し良好な治療反応性が得られた症例について発表します。いぬでは世界初症例です。
学際企画に藤野先生が講師としてリンパ腫の講演しました2016年2月25日
当院の藤野泰人先生は学際企画主催のリンパ腫をテーマとした講演を行いました。多数の獣医師の受講で盛況でした。
胆嚢粘液嚢腫破裂症例2016年2月6日
胆嚢粘液嚢腫発症し、胆汁性腹膜炎を発症した犬が来院。開腹手術を実施したところ胆嚢破裂による胆汁漏出と肝臓への脂肪組織の癒着を認めた。胆嚢切除と総胆管ー十二指腸開口部を疎通洗浄を実施して閉腹した。症例は元気回復し食欲も出てきた。
タイ山岳民族訪問2016年2月4日
4月初旬にタイの山岳民族を訪問します。ロータリークラブのチャリティーウオークで集めた義捐金で文房具をお渡ししてきます。渡航準備として狂犬病予防注射1回目を接種しました。狂犬病は死亡率100%の怖い病気です。世界で狂犬病清浄国は2-3しかありません。気をつけて行ってきます。
口腔内腫瘍2016年1月28日
本日来院症例。長期間の鼻閉音を主訴に来院。口腔内上顎軟口蓋にかけて腫瘍を認めた。メラノーマが疑われたため組織診断結果待ち中。鎮痛消炎剤投与を開始した。