ドクターブログ
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Enterobacter Cloacae感染症例2016年8月23日

Enterobacter Cloacaeは自然界に普通に見られる細菌です。どぶや外界のたまり水の中に生存する菌です。臨床上時々問題化しています。当院で経験したのは歯槽膿漏の猫と創傷治療遅延の犬、難治性外耳炎の犬症例他です。本菌はもともと多剤耐性菌です。抗菌剤に反応性が悪い場合は、感受性検査を実施すべきです。

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ホーナー症候群を呈した犬症例2016年8月23日

眼球の陥没を主訴に来院した症例。各種検査の結果から脳底部の視神経傍に腫瘍病変を認めた。抗癌剤投与によって症状は安定している。

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尾背側にできた肥満細胞腫瘍症例2016年8月23日

高齢のオス犬が来院。尾背側のしこりと、同部位からの出血があり、貧血状態であった。細胞診結果から高悪性度の肥満細胞腫瘍が疑われた。まずは貧血改善のため輸血治療を実施した。腫瘍は大きく尾の温存は不可能であったため、断尾術を実施した。抗癌剤治療に必要な処置として歯槽膿漏、歯石治療を実施しも実施した。症例は治療後数日経過したが順調に推移している。分子標的薬の投与も検討中。

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血小板減少症例2016年8月23日

皮膚出血、出血斑を主訴に来院した症例あり。血小板数はゼロに近い。ACD(Anemia with chronic disease)が原因であったため原疾患治療を実施したところ完治している。血小板減少症例症例には免疫介在性血小板減少症症例もあるため鑑別診断を実施し、適切な治療を行う必要がある。腫瘍が原因であれば抗癌剤投与と腫瘍切除術、慢性炎症が原因であれば原因治療、原発性免疫介在疾患であれば、免疫抑制剤投与が必要であり、細菌感染が原因であれば抗菌剤投与が必要である。つまり細菌感染が原因疾患の症例に免疫抑制剤投与は抗癌剤投与は禁忌であるし、免疫抑制剤投与が望まれる症例に抗癌剤投与も禁忌である。また免疫抑制剤や抗癌剤投与を実施するうえで考慮すべきは細菌感染治療である。特に犬猫で多いのは歯槽膿漏、歯石なので必ず治療すべきである。また血液媒介疾患の鑑別も、同様の理由で必ず必要です。

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